平成28年1月12日に初めての相談電話があり、かなり衝撃的な内容なので書き込みます。
クライエントは、静岡県N市にお住いの女性61歳です。
昨年の春ごろN市の社会福祉課に生活保護の申請に行き、ケースワーカーの訪問を受けたときの話です。医療保険証は一旦社会福祉課が回収して、生活保護受給時に保険証を発給する仕組みのようです。その方は医療を受けなければいけないので、保険証がない状態では医療が受けられずに、「死ぬ危険性があるし、そうなればどうなってもいい。」とケースワーカーに訴えたとのことです。ケースワーカーは「どうなってもいいのなら死ねばいい」と応答したとのことです。
この言葉に傷ついたクライエントは、PTSDになられたようで、N市の社会福祉課に行くことができなくなったというのがあらましです。
NPOとしては、相談の内容をN市の社会福祉課に伝えました。
今後、クライエントは再度N市の社会福祉課に行くと思いますが、NPOとしてはフォローしていきます。経済的のみならず精神的にも耗弱状態にある方に、「死ねばいい」ということを本当に言ったのかは、相手方の話を聞かなければわかりませんが、少なくてもクライエントはその言葉に深く傷ついてしまったという事実はあります。相手は人間です。心してください。
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